Thursday, October 28, 2010

このあたりでちょっとバイリンガル育児を振り返ってみよう

エリックの英語がどんどん伸びて日本語が今後どうなっていくか心配している私だけれど、考えてみれば、9月にデイケアに行き始めてからというもの、私はカレッジの勉強に忙しく、エリックに本を読んであげたり、話をしたり、日本語を使って遊んであげたりという時間が以前に比べて極端に短くなっているのは事実。そう考えると心配したりちょっぴり怒ったりしているよりは、もっとエリックの日本語が伸びるように私からの働きかけを考え直さなければ、ということに思い至った。勉強の時間はとっておきたいのでQuantityには限度があるけれど、それなら尚更、Qualityの面に重点を置いて考えてみるべきだと思う。

自問1)100%Attentive listeningをしているだろうか。
  2)新しい単語やフレーズを積極的に会話のなかに取り入れているだろうか。
  3)日本語の本を読むだけでなく、会話へと発展させているだろうか。
  
1に関して。最近、Attentive listeningは極端に減退しているように思う。エリックに話をしながらも、他のことを考えたり、適当にあしらったりしているかもしれない。エリックに対するときにはちゃんと彼に100%のAttentionを注いであげるようにしよう。

2に関して。以前は確かにそれを故意にやっていたけれど、最近はめっきり同じ単語やフレーズしか使ってないように思う。このマンネリズムは私の指導力不足から来ている。

3に関して。本は読んでいるけれど、読み終わったら「はい、おしまい。おやすみー」なんて言ってることが増えているかも。

と、ここまで書いてふとひらめいたのだけれど、やっぱりプランを立てることが必要なのかもしれない。教室で教えていたときのように、「何を学んでほしいか」「どこまで学んでほしいか」という目標を設定して、そのリアリティをチェックしながら、それに従って具体的に何をすべきかの計画を立てるというのはかなり有益なのではないかしら。
今、ちょっと忙しいので、それは後回しにするとしても、上の3点に関しては今から実行あるのみ。

バイリンガルで育てるためには、私の意識的な働きかけが必要ってことを改めて思い出し、ちょっぴり反省・・・。

Tuesday, October 26, 2010

英語の驚異(脅威?)

噂には聞いていたけれど、こんな短時間で英語が話せるようになるのか、といささか驚いている。

10月17日に「日本語50%、英語50%」と書いたばかりなのに、1週間たった先週週末には、これはかなり「日本語20%、英語80%」くらいになったような気がしてならない。「マミイには日本語で話してちょうだいね!!」と何度言ったことだろう。

フルタイムでデイケアに行き始めて2ヶ月。あれよ、あれよというまに英語の方が断然勝ってきている。私に向かっても英語で話していることが多く、「何言ってるの、日本語で話してくれる?」と言うと、日本語で言うのだけれど、2分後くらいにはまた英語に戻ったりしている。何だか、英語で話すのが楽しくてたまらない、といった感じ。

「日本語で話してね!」
と言うと、
“Oh, I am just curious if you can understand English very well”
なんて答えたり、
“I don’t understand why I should speak Japanese”
なんて、今からそんなこと言われては困る! まだ3歳でしょうが! そのPhaseはずっとあとに来るはずじゃなかったの? I haven’t prepared to face that challenge yet!! 英語で言われたら、私も無意識のうちに英語で返すことになったりして、私にも問題があるのは分かるのだけど・・・。これって、本当に困るのよね!

音量コントロール

これはエリックだけなのか、この年齢の子ども全般に言えることなのか。耳はちゃんと聞こえているのか。

Eの声が大きい。いつもというわけではないけれど、ときどき、必要以上のボリュームで話をすることがある。音量コントロールができないのだろうか。そんな大きな声で言わなくてもいいだろうに、というような声で「エリちゃん、今日はがっこうに行ったよ。それから、すべりだいで遊んで、あ、マミイ、ジャックのダディしってる? He is very nice guy. 知らない? 何?」って言っている。

図書館に行くときは静かにするってことを覚えているみたいで、そのときだけはヒソヒソ話をする。でも、家にいるとき特に音量コントロールができないように思われる。
いずれなおるといいんだけど・・・。

Sunday, October 17, 2010

Moonがエリックに話しかける

私と夫が食事中に会話していると、
「Be quiet.ほら、今、Moonが話してたでしょ?」
と言って耳を傾ける。

エリックは本当に月や木が話をできると思っているみたいで、こういって私たちの注意を促すことが最近増えている。
私が「何て話してたの?」
と言うと、
「Hi エリちゃん、I love youって言ってた」
と言う。まんざら嘘を言っているようにも思えない。

彼にだけ聞こえて私たちには聞こえない声なのだろうか。あるいは??

ちょっぴり焦っている私・・・

あれよ、あれよ、という間に英語が上達している。気が付くと、1週間前に「日本語85%、英語15%」と書いたのが、今日は何だか「日本語50%、英語50%」くらいになっているように思った。で、ちょっぴり焦ってしまっている私。このままいくと日本語の割合がひゅるひゅると落ちていき、英語が断然ふつうに話されるようになるだろう。

フルタイムでデイケアに行き始めて2ヶ月弱。その2ヶ月間だけで英語がこんなに伸びるとは! 

「マミイには日本語で話してね。マミイは日本語のほうがよくわかるからね」と言い聞かせているが、私に向かって英語を使うことも増えてきている。

日本語がこのまま落ちていかないかと、とーっても心配! 

Sunday, October 10, 2010

最近の様子(3歳4ヶ月)

・英語の割合が増え続けている(日本語85%、英語15%)
・英語のいい間違いが目立つ(語順、否定形のいい間違い、単数・複数など)
・私には日本語、夫には英語で話すという区別がつく
・フルタイムのデイケアにかなり慣れた(「エリちゃん、きょうがっこう行く?」)
・友達の名前を口にする
・「Mischievousな面が出てきて、True Colourが見え始めた」とデイケアの先生に言われる
・デイケアでは機嫌よくしていることが多いらしい
・私のことは「マミイ」「マミちゃん」、夫には「ピーター」と呼ぶ
・自分のことを指す言葉に「ぼく」が追加される
・自分で絵本を見ながら静かにしていることが増えた
・ぐるぐる丸を描くことが少なくなって、最近は小さな丸や薄い線を描くように(Fine Motor Skillが発達)
・私が怒るとMommy, Are you happy?と言ってハグする
・Waltzing Matildaがいちばんのお気に入り歌
・昼寝をしない日が徐々に増えている?
・ブルーチーズを食べて「おいしいね」と言った
・キライで食べないもの:カレー、トマト
・好きな食べもの:ごはん、にんじん、ブロッコリ、たまご
・チキンと白身魚の区別がつかない

“ぼく”と言い始める

どこで覚えたのだろう、自分のことを「ぼく」と言い出した。
今までは「エリちゃん」「エリック」だけだったのが、「ぼく」が加わった。
私自身は「ぼく」という言葉を教えたことはないのでとっても不思議。
日本に行ったときに聞いたのを覚えていたのだろうか??

英語が増える

多少の間違いはあるにしろ、最近のエリックの英語はかなり上達している。
ここ数日は、よくYou can/can’t … because…といった構文をよく使っている。(今日は、I can’t see it because it is too bigと言った)
それに、私に向かうときは日本語になって、スウィッチがとても自然になされている。
日本語と英語をごっちゃに使うこともよくある。
We can’t go for shopping because it is…もう暗くなったでしょ
と今日は言っていた。

Monday, October 4, 2010

「日本語と英語ができるね」

日本語のクラスに通い始めた夫に、エリックは「ダディは日本語ができないの? エリちゃん、日本語できるよ」と得意げに言う。

「ばあばとじいじは英語ができないね。エリちゃんはできるよ」
「マミイはちょっとだけ英語ができるね」
とも言う。


昨日なんか、夫に向かって「日本語、エリちゃんが教えてあげようね」と言って数えはじめた。
「いち、に、さん、し、ろく、ひち、はち、きゅう、じゅう、じゅうに・・・」
また5と11が飛んでるじゃない・・・。

Waltzing Matildaがお気に入り

最近のEのお気に入り歌といえばWaltzing Matilda。
家にいるときは、自分で歌いながら踊っている。
もちろん、「歌う」といっても繰り返しのところだけ歌って、あとは「ルルル、フフフ」みたいな感じだけれど・・・。
とはいえ、進歩もかいま見えて、数日前に取れなかった音程が取れるようになったりもしている。

公共の場でWaltzing Matildaを歌ってると、それを聞いた誰かが”Wow! I love that song”とか”That’s a nice song”とかコメントするので、こっちは苦笑してしまう。

最も恥ずかしいのは、エレベーターのなかで歌を歌われるとき。徐々に上手になってきたとはいえ、まだまだ音程がとれないEの歌を狭い空間のなかで聞かされる人たちには申し訳なく思ってしまう。ごめんねぇ・・・。