Saturday, February 27, 2010

会話が成り立つ??

昨日、窓の外を見ていたEがYonge Streetを走るpolice carを見つけた。police carはあるお店の前で止まって、2人の警察官が出てきてお店のなかに入った。
そのときの(小さいころ探偵になりたかった)私とEの会話。

私「あ、またあのお店にPolice menが入っていったわねえ。前にもあのお店に入っていったわよね。なんでだろうね?」
E「うーん、えーっと、たぶん… 」
私「たぶん?」
E「たぶん… わんわんのうーい(うんち)があるから」
これが一生懸命に考えてでてきた答えなのね・・・。ちょっとずれてるけれど、最近、少しずつ会話が成り立っている?

理由付け

近頃のEはよく理由付け/reasoningをしている。
たとえば、「ヨーグルトはおにぎりを食べてからね」と言っていたのを覚えていて、おにぎりを食べると、
「こんどはヨーグルトを食べよう。おにぎりぜんぶ食べたから」
といった具合に話す。でも、前に同じことを言われたのを覚えていて、1週間後に同じようにおにぎりのあとでヨーグルトを要求されると困ってしまう。1回やったことが毎回、妥当すると考えているって、このあたり、まだFlexibilityが足りないというか何というか…。

他にも「Me 大きくなったから ひとりでジュース飲める」とか「熱いから これ マミー 持っていこう」とか、トイレが終わってパンツをあげようとするとできなくて、「Me できない underwearとパンツ2枚 はいてるから」とか言っている。
「~から」という理由づけは論理の基礎。こうやって言葉の上達と論理力がともに伸びていくのを見るのはうれしい。

Sunday, February 21, 2010

バイリンガル教育は胎児から


母親の胎内にいたとき2言語環境に置かれていた新生児は、生後すぐに二言語習得を始める、という研究結果が発表されたと新聞で読んだ(The Globe and Mail, Feb.17,2010)。


この研究によれば、胎児は言語の違いを聞き分けることができるのか、という問いに対する実験結果として、「できる」という答えが出されている。つまり、すでに胎児の段階で、ふたつの言語が話されているのを聞いて、言語のリズムやメロディーなどから、それが別々の言語であることを知ることができるということになる。同時にこれは、胎児でさえ「2言語を混同することはない」という力強い結論であり、だったらなおさら赤ちゃんのときに「2言語は赤ちゃんを混乱させるだけ」というStatementはまったくあたらないことになる。


さらに、「妊娠中に英語とタガログ語を定期的に話す母親から生まれた新生児は、生後まもなく2つの言語に興味(interest)を持つ」ので、「バイリンガル教育は胎児から」というわけである。


私の場合を振り返ってみると、プロのドゥーラである友人ドミから「妊娠中から日本語で話しかけておくべき」と言われていたにもかかわらず、日本語でも英語でもお腹に向かって話しかけていなかった。さらに、妊娠中はフルタイムのカレッジ学生だったため、どっぷりと英語環境に浸っていた。日本語を話すのは電話で両親と話すときくらい(1週間に1回程度)。とても「定期的に」とはいえない。なので、この研究結果を読むと、「やっていたらよかったのに…」と後悔もするけど、ま、まだ2歳半だしね・・・。


結論:胎児ってすごい(もうすでに言語習得のメカニズムが備わっている)!
   バイリンガル教育は早ければ早いほどよいのね!
   とはいっても何ごともこれ! It is not the end of the world…

Wednesday, February 17, 2010

英語の本で日本語を教えるには?

日本語の絵本が手に入りにくい(というか入らない)トロントでは、英語の絵本だって日本語教育に協力してもらわなくてはならない。簡単な絵本なら何とか同時翻訳できるのだけれど、問題は毎回、ちょっとずつ翻訳が違ってくること。以前、JCCCで開催された日本語で育てる講習会(名前は確かでない)で質問したときに鈴木美知子先生が答えてくれたように日本語訳を書いた紙を本に張りつけておけばいいんだけれど、おおざっぱな私にはなかなかそこまで…。
というわけで、私は私の性格やら、エリックの対応やらを考えて、
英語の本は英語で読む、
ただし、ページをめくるまえに必ず日本語で話しかけるか問いかけるか、要約するか、
という手順を踏むことになった。
1冊読むのに時間はかかるけれど、これが意外と私とEにはぴったりと馴染んで、私はかなり気に入っている。他にもいろんな方法があると思うし、年齢があがってくるにしたがって、またさまざまな方法が生み出される可能性もあると思うけれど、今のところは私とE、これでなんとかかんとかやっています…。

Mommy Loves(Anne Gutman and Georg Hallensleben)


「あ、バニーあったね、かわいいね」と言いながら図書館でエリックが見つけてきた本。いつものように「またへんてこな本、見つけてきたわねえ…」ということにならなかった希少本のひとつ。All mommies love their babiesから始まって、さまざまな動物の親子がそれぞれ登場し、最後はBut most of all, my mommy loves me!で終わる簡単仕掛けの本なのだけど、何よりも絵がすばらしい。ビビッドな色使いと大胆不敵な構図に、私はもうメロメロ(エリックはどうか知らないけれど)。この本と出合って以来、George Hallenslebenは間違いなく私の大のお気に入りナンバーワンの絵本挿絵作家。あのKate Banksとも組んでさまざまな絵本を出していて、もちろんチェックしている。絵本の世界って本当に深いのね…。そうそう、ページが進むにつれベイビーの数が増えていくので、数をかぞえる練習にもなって一石二鳥。

Thursday, February 11, 2010

最近の様子(2歳8ヶ月)

・相変わらずよくtip toeで歩いている
・歌を歌ってあげるとうれしそうに音の出るおもちゃを鳴らしながら踊る
・知らない人に「How are you?」と言われると、「OK」と言う
・「マミー(ダディー)ありがとう~してくれて」とよく言う。(~には「お料理してくれて」「買い物行ってくれて」「りんご食べてくれて」「図書館行ってくれて」など)
・「ありがとう」と言うと、「いいえ!」と答える
・夫には英語で返すことが増えた(「There」「Over there」「Here you are」とか言う)
・私の言ったことをよく覚えていて、別の機会に突然繰り返す。(例「マミー えりたんが大きくなったら マミーの本 えりたんに全部あげる」)
・DaddyにはThank you,私には「ありがとう」と言う
・家では歌を歌っていることが多い
・「~のかたちみたい」とよく言う
・冷蔵庫をあけるようになった(おもちゃや本が入っているので困る…)
・ダイパー完全卒業

Wednesday, February 3, 2010

「ふわふわしてる」

昨日から「ふわふわしてる」を模索中。
E:マミーの首、ふわふわしてる
私: 違う、これはふわふわしているんじゃないの。じゃ、ダディのひげは? ふわふわしてる?
E: えーっと、違う。ふわふわは、んー、みや(ねこ)のしっぽ
私:そうそう、ねこのしっぽはふわふわ。他には?
E: あのおじさんのひげ。
私:あのおじさんってどのおじさん?
E: あの…、アンタさん…
私: アンタさんって誰? アンタ?? あ、サンタさんのこと?
E: ・・・ってこと。
私:なるほどね。他には?
E: たぶん…、んーっと、あ、たーまご!
私:たまごねえ…、それは難しいわねえ。料理の仕方で形状が変わるからね。あわたてきの高速であわだてればそうかもしれないし、でも、生卵はふわふわじゃないし、殻は固いし、ゆでたまごは…。
E:あ、Fire Truckあったね!(突然、おもちゃを探して話題を変える…)

Tuesday, February 2, 2010

注意される

PMSのせいでチョコレート消費が目に見えて増えている私。そして、ちょっとしたことでイライラしている私…。
昨日は片付けても片付けても散らかるおもちゃのひとつ(小さな箱)をポーンとカーペットの上に放った私に、エリックがこう言った。
マミー ものを投げない! ものを投げない!」
おっしゃるとおり。ごめんね、と謝って、その理由も説明した。PMSまで説明した。で、「すごいね、ちゃんとマミーが言ったこと覚えていたのね」と言うとにっこり。
夫が帰ってきたときには「Me マミーに ものを投げない、言った」とご報告まで…。
今後一切、ものは投げません!