Friday, January 25, 2013

絵本批評:「このよでいちばんはやいのは」

「このよでいちばんはやいのは」

ロバート・フローマン原作 天野祐吉翻案
福音館書店
このよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本)
エリックにはいささか早いか、と思いながら将来のエリックと私のために買った本。

この本は「はやい」というのが「何かに比べて」であることを明かした後、うさぎやかめから、どんどんはやいものを出してくるのだが、最後にいちばんはやいのは私たちの想像力だということになっている。


でも、正直言って、音までは何とかなったけど、地球の自転の早さとか、公転の早さというところにいくころにはもう私の想像力がつきかけてきて、ヒャ~!っという感じになってしまった。なので、最後に「想像力」となったとき思わず「こりゃいかん!」と思ってしまった。

「比べる」というのは子どもが成長して持つことになる科学的な力のもとになると思う。なので、こういう本はありがたい。なかなかいい本だとおもう。

No comments:

Post a Comment