Tuesday, February 8, 2011

日本語Day

日本語を教えるのが私ひとりの仕事になっていることにふと気付き、夫にも仕事を分担してもらうことにした(「ちょっと、なぜに私だけがこんなにあれこれ考えてるのよ? 夫はどうなった、夫は?」)。

それで、「日本語Day」の登場と相成ったのであった。

土曜日は夫が日本語学校に行く日(午前中だけ)。だったらついでに土曜日は1日中、家族での会話は日本語ですることにしようと思い立った。バイリンガル関連の本には「特定の日を特定の言語を話すようにする」という方法が効果的であると書かれていたしね・・・。

しかし、これが我が家では簡単にはいかない・・・。
今回ばかりはかならず日本語をマスターしようと努力している夫がいちばん乗り気だが、問題は質問が増えること。「~してくれない? と~してくれる?はどう違う?」とか「そういうときは~あげてくれるって言う?」とか、とにかくビギナーなのでビギナーレベルの質問が多くて会話が進まない。
英語を教えていた私は、文法に関しては嫌いではないが、日本語という言語の厄介さにはつくづく嫌気がさしているので、日本語文法に関してはあまり論じたくもない。

おとといは「日本語で話してるのは、エリックに日本語を話させるためだから、質問より話をしてちょうだい!」とイラッとして言ってしまった(ごめんね、夫・・・)。

ただ、一方ではたどたどしい日本語を話す夫を見て、エリックはときどき直してあげることもある。”It is usually said ~”など「英語で日本語を教える」といった感じで、エリックが日本語を話すきっかけになっているのかは疑問。ただ、エリックのなかでは「ダディよりエリちゃんの方が日本語ができる」と思っていて、すぐに夫の日本語を直そうとするのがおかしい。

また、私が日本語で話していることを夫が理解できないとき、仕方なく英語で説明するのだが、そんなとき、エリックは耳をそばだてて聞いている。私の英語を直したりもする。また、私が英語の単語がすぐに探せなくて、「えーっと・・・」となっていると、すぐにエリックが登場する。そして、得意そうにIt’s ・・・と教えてくれる。

それを見て、ときどきわざと英語が分からないふりをして「えーっと、こういう日は何というんだっけ?」と言うと、かなりきちんと答えてくれる(「マミー、それはfoggyって言うの・・・」)。

話が逸れたが、「土曜日は日本語Day」は、すぐに当の私が忘れてしまって英語になってしまうので、今のところあまり効果は見られないが、これ、しばらく続けていこう。

結局、これでやる気が出てるのは夫で、ちょっとターゲットがずれてしまってるんだけどね・・・。

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