ここ1週間ほどで、ほんの少しずつ日本語を話すようになってきたエリック。がんばって日本語で言おうとしてことばを探している姿をみると何だかとってもいとおしい。まちがっていても、意味がとれなくても、直そうという気はまったく湧かず、消えずに保たれてきた小さな炎を消さないように私もとっても気を遣っている。
それに、冬休みのあいだに一緒に過ごす時間が増えて、エリックは私と遊んでいるときなどI love you, Mommy!とか、「マミイ、エリちゃん、マミイのこと好きだよ」と言ったり「マミイはエリちゃんのともだちだね」と言ったりする機会が増えている。
こういう状況を見るにつけ、復学したことを後悔したりもしている。復学してエリックと過ごす時間がほとんどなかった私は、エリックの日本語低下を自分のせいにしているところがある。夫はそうやって自分を責めることはない、と言うし、私もそれが理論としては正しいことは分かっていても、自責の念は頭を離れない。
ま、といったところで自分を責めて何もできなくなっているわけではない。それに、そんなことしたって何も解決するわけではないので、プラクティカルな私は、とにもかくにも今後どうするか、というプランをしばらく頭のなかで練っている最中である。
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