Wednesday, July 14, 2010

Language mixing, Code mixing(コード・ミクシング)

1昨日くらいから、Language mixing, Code mixingが見られ始めているような・・・。
例えばこんなふうに・・・
I want お茶 もう1回 please.
I need そっちのやつ。Mommy とってplease.
Can I have エリちゃんのねこ?



私: お茶、どうぞ。
E: はい、ありがとう。(お茶こぼれる)Oh, no! 冷たかった。エリちゃん、お茶こぼしたね。E:Can I have ティッシュペーパーPlease?
私: (ティッシュを取ってあげる)これで拭いて。
E: Oh, ありがとう。

専門家によれば、
Code-mixing is typically a short-term phase for children learning two languages. This is perfectly normal and quite common.(コード・ミクシングは、2言語を学ぶ子どもたちによく見られる一時的な段階であって、完全にノーマルで非常によく見られる現象である)(The Bilingual Edge, Kendall King & Alison Mackey)

「一時的な段階」というのがポイントで、この段階では、語彙や言い回しの不足を補うために、2言語を混同しているので、言語習得が進むにつれ、いずれはなくなっていく、と言われている。
なので、「2言語混同=2言語を区別できない」ということでもない。実際、私はときどき英語と日本語のカードや本を見せたり、2言語をしゃべったりして、「どっちが英語?」と聞いてみるが、こんなとき、Eは驚くほどよく言い当てている。

子どもたちは耳で聞くうちに、2言語が異なる言語体系であることを敏感に感じとっている。それは、それぞれの言語体系にそれぞれのルールが存在することを(文法にもなっていないような細かいルールまで)感じ取っているということでもある。チョムスキーはこのシステムを、言語習得装置(LAD)と名づけたわけで、こうした高度に開発可能なものが赤ちゃんの脳に備わっているというのは、何という神秘であろうか!と思わざるを得ない。

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