Monday, July 27, 2009

名詞から動詞へ…

ジョージタウン大学のKing & Mackeyによれば、英語環境における言語習得過程では、最初に子どもたちが習得する単語は名詞、それから動詞が続くらしい。しかし、韓国語では子どもたちは動詞を先に覚えるという。これは、英語ではおもに文章の最後に名詞がおかれるが、韓国語では文章は動詞で終わることが多いため、その最後のことばを子どもはピックアップしやすいということである。なるほどね。

記録マニアの私としては、エリックがしゃべる言葉を記録し続けてきたが(最近になって、あまりの語彙の増加に記録はストップ…)、最初のころは…
まんま、ないない、done、ぶどう、どうじょ(どうぞ)、わんわん
など見ると、やはり名詞が多いようだった。

ここ数ヶ月は、多くの動詞を学びつつある。今のところ、言える動詞は…
たべる、ねる、起きる、飲む、帰る、片付ける、入れる、ちびる(これって方言?)
しかし、寝ている私を起こそうとするとき、「起きて」というところを「起きた」と言うし、「食べた」というところは「食べ」といったり、活用がまだできてはいない
英語ではどうかというと、
gone、come on
以外は言ってはいない。分かってはいるけれど、しゃべるのは圧倒的に日本語の方が多いようである

そして、ここ1週間ほどのあいだに、否定形を使うようになったことに気付いた。
スープのなかに浮かんだにんじんをスプーンですくおうとしていたエリックに、私が「できるかな?」と言ったのを受けて、「できない」と言った。そのあと、なんとかスプーンににんじんを入れたあと、「できた!」と言った。ワオ!ちゃんと否定形の使い方が基本的にわかってきたようだ。もちろん、それを動詞の最後にくっつけて活用するのは難しいので、まだまだ長い道のりだと思うが…。夫の日本語では「聞いた?」と訊ねられて「聞いたない」と言ったり、否定形の活用の言い間違いをする。エリックが先にマスターするか、夫が先か…、この先の進捗状況が気になるところ…。

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