Sunday, June 28, 2009

自動翻訳

 うちの晩ごはんはとにかく長い。1時間は短い方で、いつも1時間半、2時間ということもしばしば。なぜ長いかというと、私たちの会話がいつも長くなってしまうからだ。私のお気に入りのトピックは政治や時事問題、夫はというと宗教や専門の人類学。エリックの座る椅子からは、窓の外が見えるから、退屈することもあまりない。私たちの会話をかなりじっと聞いていて、ときどき知っている語彙が出てくると、真似をしたりしているが、最近、自動的に訳をしていることに気付いた。
「Their story was very heavy」
を聞くと「重い」と言う。
「It should be done by now」
と聞けば「今」と言う。
 そういえば、
「青いクレヨンとって」
と言うと、「blue」と言ったり、
「さっきのは緑の車だったね」
と言うと、「greenのcar」と言う。
 どうも自動的にやっているようだ。私が訳すときは、センテンスを別の入れ物に移し変えるように頭が働いているが、エリックの場合は自然、というか、自動的なのだとつくづく思う。

No comments:

Post a Comment