Tuesday, November 1, 2011

ハロウィンが終わった!




ハロウィーンって、本当に北米では一大イベントなのね。子どもたち、大人たちのみならず、近所の犬たちもコスチュームをつけている様子を見て、軽いカルチャーショックを感じた私。ハロウィーンの月曜日には、デイケアとキンダーガーデンで「ハロウィーン・パレード」があるというお知らせももらった。学校ぐるみで取り組むのね。

エリックはよくわかってるんだか、わかってないんだか知らないけれど、「ハロウィーン」を楽しみに待っていた。1ヶ月前くらいに、今年は「みつばち」になるのだと決めた。虫が好きなエリックらしく、「みつばち」は確かに似合っている。そういえば、あった、あった、黄色と茶色の太目のストライプシャツが! あれを着せて羽でもつければBeeに見えるに違いない!


着ぐるみのようなコスチュームは避けたい。1年しか着れないし、宗教イベントのコマーシャライゼーションに加担するつもりは毛頭ない。なので、ローバジェットで行くのが我が家流。去年は夫の思いつきで、「画家」になったエリック。夫の白いシャツを着せて私の緑のベレーを被って、ヒゲを描いて絵筆を持たせれば、ほら、立派な画家! 


夫はやはり自分の文化なので張り切ってハロウィーンをエリックに教えていた。大きなかぼちゃを買ってきてジャックオランタンをいっしょに作ったり、ハロウィーンの本を読んであげたり。


前日、エリックのお友達の女の子は大半が「プリンセス」になるのだと教えてくれた。エリックのよき「バグ・フレンド(虫ともだち)」エレノアだけが「テントウムシ」というのが笑える。


エリックはいつもより早く起きてBzzzと言いながら、黄色いみつばちの帽子を被って家を出て行った。もうすっかりなりきっている。


デイケアでは、去年と同様、同ビル5階にあるESL英語クラスに行ってパレードをすると聞いていた。海外から来ているESL学生にとってはハロウィーンの雰囲気が知れるし、子どもたちもみんなに見てもらって嬉しがる、というから一石二鳥なのね。


キンダーガーデンでは、幼稚園からグレード6までの生徒がみんな校庭でコスチュームを着てパレードするのだとか。帰ってきてエリックに「どうだった?」と聞いても、エリックってほとんど何も覚えてなくて、「先生がパンプキンの種をローストしたのをもって来てくれたのをみんなで食べた」という以外(食べたことだけはよく覚えているのね)、何の情報も引き出せなかった・・・。


さて、デイケアから帰ってきてからは、晩ご飯を食べた後でお友達のサニーといっしょに「トリック・オア・トリート」に行く予定が、サニーがデイケアの帰り道に眠ってしまったとかで、エリックは夫とふたりで行くはめに・・・。私はアパートに残ってキャンディーやチョコレートを配る役に徹する。子どもたちがボールからつかみ取りするのを諭したりしながら気付いたのだけれど、やっぱり小さい子どもたちの方がコスチューム姿はかわいい。大きな子どもたちになると、そのドラキュラ姿がちょっと怖かったりする。


1時間後に帰ってきたエリックの袋のなかには入りきらないほどのスウィーツが。「1日2個」で計算してもこれは数ヶ月はあると思う! このハロウィーンとともに、次はクリスマス、バレンタインデー、イースターと、北米ではチョコレート・シーズンが始まる。うーん、小さいころから甘いものの食べすぎです!

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