Monday, July 26, 2010

日本語が使えない環境で


ELCはもちろん英語環境。先日、スタッフのタラにエリックがスタッフの言うことを理解しているようかどうか、と質問してみた。タラの答えは、

「私が言うことはほとんど理解していると思う。指示には従っているし・・・」

というもの。では、会話はしているのだろうか。

「エリックの性格的なものだと思うけれど、ほとんどしゃべらないわね。質問に答えてOKとかNoは言うけれどね」
やっぱり・・・。私はふと、ELCに迎えに行った日、帰り道が特にそうだけど、ずーっと話し続けている状況は、ひょっとしてELCでずっと話をしないでいるからではないか、と思ったりした。

Eは私や夫といるとよくしゃべる。もちろん、日本語だし、彼の言葉の95%は日本語。ELCでは日本語が使えないことを、彼はちゃんとわかっているはず。

ほとんどを中国語で育てられてきたサニーは、英語を理解しないけれど、スタッフのメンバーのなかに中国語を話す人がいるので、その人のそばを離れず、彼女ときちんと意志の疎通をしている(でも、未だに時々、泣いていてかわいそう・・・)。Eの場合、誰も彼の(今のところの)第一言語になっている日本語を理解する人がいないため、ちょっと寂しい思いをしているんじゃないだろうか。夫は「でも、Eは英語を理解しているからだいじょうぶ」と言っているけれど、やはりしゃべれないのはおしゃべりさんには辛い。

私も初期育児中は、夫が帰ってくると「堰を切ったようにしゃべりだして、いろんなことを続けざまにしゃべり続けていた」(夫いわく)らしい。私の状況と今のEの状況、ちょっと似てやしないだろうか??

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