Thursday, June 10, 2010

飛行機の旅

トロントから成田まで13時間。ひとりでEを連れて日本に帰国するための準備。1歳少し前に帰ったときには、夫もいたし、まだ授乳しててぐずったときの対処法があったし、よく寝てくれた。おまけに1席余分に使うことができた(ありがとう、エアカナダ)。でも、今回はひとりだし、歩くし、まわりの迷惑になったらどうしよう?と少しだけ心配していたけれど、じいっとEの行動を見ていると、案外と大丈夫なのでは、と思い始めた。

まず、午後1時発ということで、睡眠時間にあたってタイミングは抜群。興奮して昼寝がなくなったとしても、5時間ほどは寝てくれるだろう…。
さらには、もう2歳10ヶ月だから、話せば分かるんだし。…と考えたら、さほど心配もなくなった。でも、準備物だけはちゃんとしておかなくてはね。

準備すること・もの。
おもちゃの車類(2つくらい新しく買って隠しておく)
ねんど(プレイドー)
本(Eの好きな消防車などの新しく買って隠していた本、それから馴染みの本)
クレヨン・スケッチブック
シール/スティッカー(消防車や乗り物類の小さいのがたくさんあるもの)
iPod(Eの好きな音楽をダウンロード)
手でちまちま食べれるスナック(レーズンやドライ・クランベリーなど)

それから、1ヶ月前からすることは…
飛行機や飛行機の旅に関する本をあらかじめ読みこんでおくこと!


このうち、とっても役に立ったもの
シール
ちまちまスナック


きっと個人差はあると思うけれど、飛行機や飛行機の旅に関する本を1ヶ月前くらいからずっと読んでいたのはすばらしく役に立ったと思う。私が選んだのはEと私のお気に入り!Anne GutmanのLisa’s Airplane Tripという本で、Lisaがパリからひとり飛行機に乗ってニューヨークのおじさんに会いにいくその道中の話。ストーリーは笑えるし、絵のなかに飛行場やシートベルト、食事やトイレなどが出てくるので、それを示しながら飛行機の旅がどんなふうなのかを説明できるので、とっても便利。案の定、飛行場(飛行機がたくさんネンネするところ)に着いたときから目をギラギラさせてコーフン状態のE(これは寝るね…)。飛行機のなかでも、座席や操縦席、トイレなど予習の甲斐あってか、ひとつひとつ説明を求めるE。

おもちゃで遊んだり、スナックを食べたり、機内食で遊んだり(キッズミールだったけれど、何でも食べるEですら手をつけず…)、スクリーンのビデオを見たりしているうちに、「なんか眠くなった…」と言って乗って3時間後にはあっけなく眠ってしまったE。2時間ほど寝て、起きてからも食事、お遊び…しているうちにまたまた眠りの中へ…。おかげで、私、映画3本見れました!
トイレに何度も立って、隣の人には悪かったけれど、やっぱり窓際の席にして正解。

というわけで、この飛行機の旅では、一度だけ、トロントのピアソン国際空港のセキュリティチェック時にジャケットを脱がなくてはならなくて、そのときだけ泣いたE。あとは始終、飛行機に乗ってご機嫌だった。2歳の旅は本当に楽だった。そして、今回のことでEはどこへ連れていっても大丈夫!という自信のようなものもついた気がする。これからもいっぱいいろんなところへ連れていってあげるわね!

No comments:

Post a Comment