Sunday, January 24, 2010

こわい

昨日、グラニー(義母)のナーシングホームに行ったときのこと。そのナーシングホームにはうさぎやら猫やらいろいろな動物がいて、エリックはグラニーよりもそんな動物に会いにいくのが楽しみなのだ。猫が大好きなエリックは、とくに猫を見ると必ずキスして「みや、みや」と喜んでいる。
最近、新しい猫が来たというので、いっしょに見に行った。カウチの上で、こちらに背を向けて丸まっている猫に向かってエリックは嬉々として近寄って行くのだが、猫がおもむろに顔を上げると、固まったように動かなくなった。
「えりちゃん、大丈夫? どうしたの?」
と聞くと、
マミー、このねこ…、ちょっとこわい
と言う。
見ると、ロングヘアーなのだけど、顔は野良猫のようにタフで、おまけに命賭けの決闘をしたかのように鼻のあたりに古傷まである。確かにちょっとこわい…。
「ちょっと強面だけど、だいじょうぶ。なでなでしてあげようね」
と言っても絶対に来なかった。動物を見て「こわい」と言ったのはこれが初めて。噛んだりもしない老猫なんだけどね…。ごめんね、アシュレー…。

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