Thursday, August 2, 2012

英語の”like”


最近、エリックのことばのうち、やけに気になるのが英語のlike。やたらめったら出てくる。

They are like, climbing up like, a tree, like, to get some semis…


なんて感じで意味もなく使われるlike。英語圏では若者を中心にこの意味のないlikeを使うのがいわばCool(かっこいい)とされ、年配の人からは「インフォーマルだ」とかお叱りを受けるのだが、この語自体には意味はなく、日本語でいえば「えーっと」とか「あの・・・」とかいった感じだろう。(夫によれば、このlikeを多用する表現は1980年代のカリフォルニアでキャピキャピした女の子を中心に出てきたらしい。今では、少なくとも北米ではインフォーマルな会話では一般化している。)


こんなlikeをなぜエリックが多用しているのか。私も確かにときに使うし、夫も使う。でも、ふたりとも多用するわけではない。キャピキャピもののテレビ番組を見ていて、そこから影響を受けているわけでもない(だいたい、うちにテレビはない)。


考えられるのは、エリックが会話のなかで「うーんっと」とか「あのね」とかいう感じで間を取るために(間投詞)便利だと思っているのだろう、ということ。だいたい、子どもだからエリックは「うーんっと」という感じで考えることがよくあって(ときどき、私なら「はやく言ってよね!」とひそかに思ったり、夫は眠りこけそうになるフリをしたりする。それくらい、ときにまどろっこしい)、そこにぴったり来るのが、この便利なlikeなのだろう。


でも、あんまりlikeが多くていいわけがない。なので、気付いたら注意しようと思うが、ま、簡単には直らないだろうね・・・。

No comments:

Post a Comment