My Bilingual Child-- バイリンガルはどう作られるのか。カナダのトロントで英語話者の夫、日本語話者の私とともに育つエリックを観察しながら、バイリンガル育児の実情、さらには日本の英語教育についても考えてみよう・・・。
Wednesday, August 1, 2012
吃音のこと
最近気付いたのだが、吃音が気にならないくらい減っている。完全になくなったとはいえないが、吃音のことはすっかり忘却の彼方に追いやられていた、という感じだからかなり減ったということだろう。
帰ってきた私に、その日エリックが見つけたもの(虫とか石とか・・・)を見せようとするときには、興奮が先走って言葉がつっかえたようになる。でも、「ゆっくり!」と言うと、落ち着きを取り戻してきちんと言うことができる。
夫に言うと、確かにそうだ、と言う。そして、「最近は保育園に行って泣くこともほとんどなくなっているみたいだし」と付け加えた。夫は「ストレス=吃音」と私以上に考えているみたい。
夫は吃音が気になりはじめて、エリックに”I speak clearly, confidently.”と何度も繰り返させていた。一方ではストレスを溜めないようにとうまく話を聞きだしたり、保育園に迎えに行った帰りには鴨川で一緒に遊んだりしてきた。私の目には、エリックは夫の取り組みにすんなり入っていき、その効果が現れた、というふうに見える。私のようなSkepticsは「本当にそんなんで効果あるの?」と何でも疑ってかかるが、エリックはやっぱり子ども。夫のことを全面的に信じているんだなあと、何だかうれしくなった。
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