4月から初めて日本の保育園に行き始めたエリック。入園式ではまったくはじめての「式」にキョトンとなり、とめどなく流れる日本語の波にも動じることもなく、(心配していた)涙もなく、今のところ何とかがんばっている。
まだ慣らし保育(私にとっては進出単語!)の段階で、日に数時間しか行っていないけれど、連れて帰ってくれたばあばによると「楽しそうにしていた」とのこと。ばあばにも「エリちゃん、ほいくえん、気に入ったよ」と言ったらしい。
行くまでは「行きたくない」と何度も言っていたのだけれど、泣くこともダダをこねることもなくすんなり行った。
しかし、日本の保育園はお金がかかる。当然、保育料は所得ベースで決まってくるし、そのほかにもPTA会費だのが月々かかる。また、これとは別に月々の「教材費」も生徒がもつことになっている。入園式でもらった「4月の教材費」の請求額は、ブランケットやカバー、粘土などを含めて、しめて1万円なり(!)。
トロントの幼稚園では、ときにパーティーのためにジュースやベジ/フルーツ・プレートをもっていくことはあったが、お金がかかったためしがまずない。それに、「いつもタオルやティッシュが不足しているので、寄付をお願いします」と言われてビックリ。それって保育園だったら必要経費なんじゃないの? やっぱりカナダと違って政府からお金が出ていないからなんだろうか。
それに、ついでに言わせてもらうと、母親の負担になるようなことが平気でやってくる。シーツやカバーに布を縫い付けてくる「仕事」があったり、タオルで枕をつくる「お裁縫の仕事」があったりする。こうしたことが当然のように要求されるので(海外暮らしの長い)私としては戸惑ってしまった。
話はずいぶんズレてしまったが、ま、エリックは思ったよりスムースに適応していて、私の方は思った以上にいろいろあるのよね~、という報告でした!
No comments:
Post a Comment