Saturday, October 17, 2009

くまのがっこう(あいはらひろゆき)


絵がかわいいので中を見ずにオンラインで買った失敗の本。いろいろと言いたいことはあるが、まず何より、12人のくまの子たちの名前がすべて英語名とドイツ名の混合であること。日本語で書かれた本なので日本名でいいと思うんだけど・・・。描かれている舞台(学校/寄宿舎)も日本と海外が混ざっているような感じを受けて(あるいは日本のミッション系スクール?)、何となく腑に落ちない私。さらには最初にこの名前にカタカナがふってあって(Dickyディッキー)、それをカタカナ読みするのも??と思ってしまう。なかには安野光雅を思わせる色使いのきれいなイラストもあって、嫌いじゃないんだけれど、海外で日本語を教えようと読む本としては失敗だったかも。

Wednesday, October 14, 2009

最近の様子(2歳4ヶ月)


-主語はやっぱりMe。
-2言語を理解しているが、しゃべる言葉は日本語の方が多い
-名前を聞かれると「えびちゃん」「えびく」「ダディ」と答える(笑いながら)。
-言葉を聞き間違えられると「No」といってわらう
-集中力がアップ=ひとりで遊ぶ時間がかなり増えた。よく歌を歌いながらやっている。
-「Meないない」といってかくれんぼをしているつもり。自分の両目を覆うと、自分が消えると思っている。
-「Me Helping」といってすぐに手伝いに加勢するがほとんど助けになっていない。
-絵本のなかのちいさなものを探すのが好き。
-プレイグラウンドに行っても周囲でありやたんぽぽを探して遊ぶことがほとんど。
-おふろが大好きで、なかなか終われない(でもやっぱりシャンプーはきらい)。
-「何食べる?」と聞くと必ず「たまご!」
-通り過ぎるとき、木や花、鳥やりすに「Hi」といって手をふる。
-ポティー・トレイニングすすむ(家ではおむつの必要なし)。
-歌が大好き(お気に入りはTwinkle Twinkleで、日本語バージョンも歌う)
-図書館が大好きで、本の返却や貸し出しを自分でできる
-遊んでいる様子からImaginationが育っているのがわかる。
-数字数え:日本語は1から10まで(ただし、7が抜ける)、英語は1から10まで
-文字のA,O,E,Hが認識できる。

Thursday, October 8, 2009

日本語で厄介なのは①…


エリックに日本語を教える上で厄介だなあ、と思うことがある。
ひとつは一人称。

英語では、自分を指す一人称はIのみ。しかし、日本語では「ぼく」「私」「わたくし」「俺」「あたし」「わし」「おいら」…インフォーマルなのを入れると枚挙にいとまがない。恐らく、日本語に敬語が存在するように、日本文化には自分と相手の関係によって形が変わるものが多数存在するからなのだろう。

もちろん、幼児、それも男の子となると「ぼく」と教えるのが一般的だろうが、私はまだエリックに「ぼく」という言葉を教えていない。というか、教えるのにためらいがある。その理由は私自身にも明白ではないが、いろいろと考えてみるに、きっとどこかで同一のものを指しているにもかかわらず、性の違いによって言葉を変える必要のある事実がどうもひっかかるのだということに思い至った。ちなみに、私自身、フェミニストを自称するどころか、フェミニズムにはかなり懐疑的である。なので、多分、英語環境のなかに10年間浸かってきた結果、私のなかでは「誰しも、どこでも使える一人称」以外にひどく違和感を抱いているのだと思う。

とにもかくにも、エリックは今のところ、自分のことをMeと呼んでいる。「Me busy now」とか「Meたまご食べる」とか「Meあとでcoming」とか、そんな感じで使っている。使える代名詞は今のところMeのひとつだけ。トロント市保健局のガイドラインには、2歳時点で、少なくとも代名詞が3つは使える、とある。I, you, mineあたりが妥当なのだろう。ま、英語が母語ではないのだから、別に心配することはないだろうし、最近は「ダディのチェア」と所有格「の」を使い始めたことはかなりの進歩であろうと思っている。

Saturday, October 3, 2009

夫と私:Eの言葉がより理解できるのは・・・

もちろん、私! きっと一緒にいる時間が長いからだろうと思うが、日本語の方がちょっぴり強いということもあるだろう。前にも書いたが、「日本語は私が、英語は夫が話す」(1人1言語)と決めたものの、未だ無意識のうちに日本語で話しかけようとしている夫。発音の観点からも私に任せてくれればいいものを・・・。

しかし、昨日、ふと「まだまだこの程度のレベルだけど、この先、Eの日本語が上達していくと、何を言っているのか分からなくなるんだろうね」とちょっぴり悲しげに言った夫。さあ、それはどうなるか分からないけれど、「あなたの方も日本語をしっかりマスターすればいいことじゃない!」と切り返した私。博士課程を終える条件として、調査対象分野の言語をマスターする、という条件があるんだし・・・。夫はそれと同時に私の両親ともっといろいろと話をしたいと思っているようで、それもまた動機づけになっていると言っている。

どうなるか分からないが、Eの言語発達にとっては、あるいは家族のつながり、という意味では、私たちがお互いにバイリンガルになることができれば、それがベスト・オプションという気がする。長い道のりだろうけど・・・。

Wednesday, September 30, 2009

2歳のことばを解剖してみる。

昨日、夫がいつものようにディナーのときに
  -What did you do today?
と訊ねたところ、エリックが返した返答は・・・

  -マミー キッチン おりょうり Me ねんね わんわん

実際に状況を見ていた私が訳をすると・・・
  -マミー(が)キッチン(で)おりょうり(していた間)、わんわん(といっしょに)ねんね(してた)

私が料理していたとき、エリックはあそぶのに飽きてひとり、ベッドからわんわん(犬のぬいぐるみ)をもってきて、一緒に床の上に横になっていた。それを伝えようと思って言ったことばだが、かなり正確なので驚いた。もちろん、助詞やら助動詞やらが抜けているので、しっかりした構文はつくられていないにしても、複数の名詞から状況を知っている私なら理解できる。

ふと、これを英語にしたらどうなるのだろう、と思ってみた。きっと次のようになるだろう。
(While) Mommy (was) cooking( in the) kitchen, I lay (on the floor with) Wanwan.
副詞も助詞も前置詞も冠詞もないので不完全ではあるものの、これも使っている単語が多いため、意味がとれないこともない。ワオ! こうやって、だんだん完璧な文章に近づいていくのね・・・。

最近よく使う言葉

最近よく使われることばといえば・・・
   Me busy now.
   Me working.
   Me computer する。

たとえばボールで遊んでいたり、並べ替えをやっていたりと、何かやっている最中に呼ぶと、こう言う。夫によると、夜、夫が机に向かっているとき、エリックが邪魔にやってくると、Daddy is busy now. Daddy is working now.と言っているから、それを繰り返しているのでは?ということである。

以前に比べて何かに集中して遊んでいることが増えたE。Me busy nowという言葉はそれをよく表しているかも・・・。

Sunday, September 27, 2009

Goodnight Moonが姿を消して・・・

大変! 大変! 眠る前のりチュアル、Goodnight Moonがなくなってしまった。昨夜、いつものように照明を落として、「ほら、これから何するの?」というと「Goodnight Moon、よむ」と言う。たしかここにあったはず、とベッドサイドの本棚を見るが、あれ、どこかに消えてしまっている・・・。もう、これから寝るだけなのに・・・。リビングの本棚を探すが、ない。夫に聞くと、「そういえばコーヒーテーブルの上にあったね」。

ま、ひょっとして! 昨日、友人フランシスとサニーがディナーに来る前、新聞の山をリサイクルしたからそのなかに紛れ込んでしまったのかも知れない。うーん、困った。後ろで「Goodnight Moonない、どこ?」と言っているエリックが、これからすんなり眠りにつくような様子は皆無!

ふむ。ここはdistructive作戦で行くべし。
「ほら、また明日出てくるから、今日はYou Can't Rush a Catを読もうね。ほら、みや(猫のこと)が隠れてるでしょ、どこにいる?」
と言いながら、ページを開ける。最初は「Moonないない」と言っていたEも、しばらくするとみやに心が移ってしまって、嬉々としてねこのイラストをなでなでしている。マミー、またもや作戦成功。Eってほんと、こだわりがないから扱いが簡単・・・。

今日のところは何とか乗り切ったものの、Goodnight Moonはエリックのねんねタイムには必携なので、明日は本屋に行きましょうかね。私だって、実のところ、Goodnightのバニーが姿を消したとなるとちょっぴり心許なく感じてしまっている。やっぱりすごいMargaret Wise Brownの本!