・2ステップの指示に従うことができる
(例「テディベアをもってきて、おばあちゃんに見せてあげて」)
・100~150語が使える
・代名詞が最低2つは使える(you, me, mineなど)
・2~4単語を組み合わせた短い文章を作っている(例 Daddy hat. Truck go down)
・話す言葉の50~60%が周囲に理解できる
・単語や音を簡単に発音できる
ひとつでもNoのチェックマークがつけば、Preschool Speech and Language Serviceに電話をし、スピーチ・セラピスト(言語療法士)とのアポイントをとるように促される。
ふむ、チェックマークのひとつついたエリック。使えるPronounはMeのひとつだけ。このことを懸念すべきだろうか? スピーチ・セラピストに電話すべきだろうか?その理由についてあれこれ考えていたら、いくつか興味深い点に突き当たった。
まず、日本語で代名詞を教えていない。それは私が無意識に日本語の代名詞に対してある思いを持っているからだということに気付いた。エリックは男の子だから「ぼく」と教えるべきなのだろうが、私が今のところこの単語を教えていないのは(そして、英語モノリンガル環境のトロントでは、私が教えない限り、その言葉を学ぶ場所はほとんどない)、一人称にあたるIに、日本語で性別が付されていることが何となくイヤだからではないか。
次に、エリックはどうもモノに対してMine(自分のもの)という感覚が薄い。公園などで、自分が遊んでいるバケツやスコップを、すぐにまわりの子どもに持っていってあげようとするし、おもちゃの取り合いに参加したことは一度もない。今、大切にしていていつも一緒に眠っているラクーンのぬいぐるみも、ときどき私や夫に持ってきて一緒に寝るように促すことがある。そういう姿を観察しているとMineという感覚が薄いエリックに、その言葉が出てこないのもうなづけるという気がする。
なので、心配しているわけではないが、興味深い話が聞けるかもしれないので、一度、スピーチ・サービスに連絡してみましょうかね。
No comments:
Post a Comment