最近、エリックが日本人の知人にいただいた「日本製の鳥のぬいぐるみ」。「鳥」といわれるまで私もわからなかったほど、丸々と太っていて服を着ている、ちょっと奇妙な代物。エリックはそれを「チキン」と名づけて、「チキンのおうち」まで作ってあげるという気に入りよう。
そのうち、「チキン、チキン、ベーコン、チキン」と呼ぶようになっているのがおかしい…(我が家では豚のベーコンは食べないけれど、たまーにチキン・ベーコンを食べることがある)。
「チキン」といえば、最近、エリックはときどき食べる「チキン」の出所がわかったようで、「かわいそうでしょ」と言って食べるのを拒否している。私は最近、お肉を料理することがほとんどないのでそれはいいのだが、ここ数週間は魚にも彼の関心が及んでいるようだ。
今日もふと「マミイ、Don’t make salmon.かわいそうでしょ」と何の脈絡もなく言うので、「なんでそんなことを急に言うわけ?」と聞くと、「Eric was thinking about howかわいそうSalmons are if we eat them」と言う。
2週間ほど前、お招きいただいたお宅でお寿司を出してもらったのだが、エリックはそのとき刺身の乗ったお寿司を拒否して食べなかった。「これ、さかな?」と全部いちいち聞いて、私が「それはきゅうりよ」と言うまで食べなかった。
こうして、「かわいそう」という言葉をひんぱんに口にするエリックは、最近、自らベジタリアンになっている。いつまで続くことやら…。
はじめまして。アルバータ滞在中のquioccoと申します。
ReplyDelete第2言語習得や継承語などに関心があり,もう少し勉強したいと思っていたところ,偶然こちらのブログに辿り着きました。
いまのところ私のブログはカナダでの生活のことが主ですが,日本語教育関係の友人知人も私のブログを見ていますし,家族親戚にも言語習得やJSL/JHLなどについて伝えられたら…と思っています。
こちらのブログを記事内で紹介させていただきました。許可無しにすみません・・・。
今後も更新を楽しみにしています。
※私(と主人)については⇒♪れんらくちょう♪http://quiocco.exblog.jpをご覧ください。
コメント、ありがとうございます! 私の"プロジェクト"は先もまったく見えないし、目下、子どもの主要言語が英語になっている状況で、非常に心配ではありますが、バイリンガル育児の現状を綴っていけたら、と思っています。このブログをご紹介いただいてうれしく思っています。
ReplyDeleteところで、JSL/JHLというのは何ですか? 不勉強で申し訳ありません! 教えていただけるとうれしいです。
快く承認してくださりありがとうございます。
ReplyDeleteすみません,いつもの癖で省略してました…(長くなるので)。
JSL=Japanese as Second Lunguage
第2言語としての日本語
JHL=Japanese as Heritage Lunguage
継承語としての日本語
です。
私自身は年少者日本語教育と小学校教諭(講師)を少しずつ経験してきましたが,いつか『JSL/JHLが専門です』と胸をはっていえるようになりたいな…と夢見ています。
とはいっても,言語習得から児童心理,特別支援教育,言語聴覚士まで興味関心の幅が広すぎて,道が定まらないのですが。
バイリンガル教育の本場カナダに来られたことは本当に幸運だと思っています。
私たちはまだ子どもはいませんが,友人の子ども(女の子2人)がエリックくんとちょうど同じ年頃で,遊びに行くたびに語彙が増えていたり,遊び方が変わっていたり。こちらもお母さんが日本人・お父さんがカナダ人です。今後の成長がとてもとても楽しみです♪
あ…LunguageじゃなくてLanguageです…
ReplyDeleteJSL/JHLですね、なるほど。教えていただいてありがとうございます! トロントではSK(Senior Kindergarden)からフレンチ・イマージョンが始まりますが(実は夫と私はこれで意見がわかれているのですが…)、アルバータではどうなのでしょう。またいろいろと情報交換できるとうれしいです!
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