英語がどんどん強くなっているエリックだが、デイケアから帰ってきたときがとりわけその傾向が強い。
たとえば・・・
E: Mommy, you can come to my house, we can play the piano together. Do you think it’s a good idea?
私: ちょっと待って。さっきの、日本語で言ってみて。マミーには日本語で話してちょうだいね。
E: I can't do that. I don’t know how to do it.
私: マミーに話すときは日本語で話してくれないと分からないでしょ。ほら、やってみて。
E: うーん、I don’t know how to do it… おうちに来てピアノで遊ぼうね。
といった感じで、「日本語でね」と何度も言わなくてはならない。でも、あんまり続くようなら、私もエリックの英語に日本語で返すようにしている。そのうちに日本語が戻ってくるときもあれば、そのまま「私(日本語)、エリック(英語)」で会話することもある。そんなときは気にはなるけれど、あんまり事を荒立てないようにしている。
考えてみれば、2歳のときから1年ほど夫とエリックはずっとこんな感じで会話していた(夫=英語、E=日本語)。それが逆転して思ったのは、夫は何と忍耐づよくEに接していたことだろう!ということ。子育てには「一時的」がつきものだと彼は信じているからだろうし、ま、何といってもトロント=英語環境なので、いずれは英語ができるようになるのは当たり前。私に関してはちょっぴり心配だけれど、ここでへこたれずに日本語を継続的に話していこう、と思っている。
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