同じ家に住むネコとリスとアヒルは、家のまわりに植えてあるかぼちゃで仲良くパンプキン・スープを作っている。かぼちゃを切るのはネコの役目、おなべで煮るのがリスの役目、塩をひとつまみ入れるのがアヒルの役目、と役割分担がきちんと決まっている。でも、ある日、アヒルが「Today it’s my turn to stir the soup」と宣言したことから、けんかが始まって、怒ったアヒルは家を出ていく。すぐに帰ってくるだろうと思いきや、なかなか帰宅しないアヒルを心配しながら作ったパンプキン・スープは塩っ辛い味。その後、リスとネコがアヒルを探しに行くけれど探せず、落胆して帰ってきたふたりは帰ってきていたアヒルを見つけ、大喜び。おなかのすいた3人は、アヒルに混ぜる役目を託して、キッチンを汚しながらスープをつくる。やっぱり3人のつくったスープが最高!というわけでハッピーエンドかと思うと、また最後にひと悶着あって・・・、という終わり方。
何しろ秋色のシックな絵がとってもすてき。3人のおうちもとってもかわいいし、みんなでつくるスープも実においしそう。お話も非常にストレートで、結局のところ、ひとつの作業を協力してすることの大切さ、お互いの長所を認め合いながら、時にはCompromiseしあって協力してひとつのものを作ることのすばらしさが実によく描かれてある。登場人物が動物というところ、つくるものがスープであること、などは(動物好きで、食べることが好きな)エリックにはピッタリで、よく読んでほしいとせがまれる本のひとつ。
かぼちゃを切っていると「マミイ、今日はPumpkin soupつくってね」と言うので、最近、そういえば、かぼちゃの煮物やかぼちゃのグラタン、蒸し焼きなど作ってないなあ・・・。
かぼちゃを切っていると「マミイ、今日はPumpkin soupつくってね」と言うので、最近、そういえば、かぼちゃの煮物やかぼちゃのグラタン、蒸し焼きなど作ってないなあ・・・。
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