Monday, June 14, 2010

「久しぶり」-チョムスキーのルール探し


チョムスキーの「仮説の実験」および「ルール探し」の典型が見られる。
ちなみに、私が以前書いた「仮説の実験」「ルール探し」を引用すると…
-チョムスキーは、言語習得は「仮説の実験」および「ルール探し」を繰り返すことで可能になると考えた。子どもたちは、言語情報をインプットしながら自分なりの仮説を打ちたて、その仮説が正しいかどうかを実際の場で使ってみることにより実証していくのである。

約1週間前から私が「久しぶり」と言っていると、
「マミー、久しぶりってなあに?」
と聞いていた。なので、意味を教えたり(これがなかなか難しい)、使い方の例をひっぱってきたりしていた。「わかんないだろうな」と思いながら・・・。
私が「久しぶり」と言うたびに同じように聞いていた。

そして、しばらくすると自分から使い始めた。
最初は、夫の帰りが遅くなったときなど、
「ピータ、久しぶり、帰ってこないね」
とちょっぴり間違った使い方をしていたが、そのうちに、
「このエレベーター、久しぶりだね」
とか、
「ここに来るの、久しぶりだね」
とかあっちこっち試しながら、昨日くらいから正しく使えるようになっている。
名詞や形容詞から、さらにひろがって副詞や助詞まで使える言葉がどんどん広がっているのを目の当たりにして、マミーは感慨無量です!

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