My Bilingual Child-- バイリンガルはどう作られるのか。カナダのトロントで英語話者の夫、日本語話者の私とともに育つエリックを観察しながら、バイリンガル育児の実情、さらには日本の英語教育についても考えてみよう・・・。
Tuesday, November 10, 2009
日本語が第一言語になっている?(2歳4ヶ月)
引き続き一生懸命話そうとしているE。一時は「Doggie coming down」とか「Me coming bedroom」などと英語と日本語が同じくらいの比率で使われているように見えたが、最近はどう考えても日本語が主体になっている。
「Meきのう 大きい バババ(ヘリコプター)みた」
「Me りす アーモンド あげなかった」(りすにアーモンドをあげなかった)
構文を見ると、明らかに日本語の並びになっているし、何より圧倒的に日本語の単語の方が多い。単語の数が限られているし、助詞がないのでまだまだ完成には遠いものの、2年4ヶ月で、それも私ひとりの日本語を聞いて、よくここまで習得できたものだとちょっぴり感激。
それと同時にちょっぴり焦り気味の夫。「一親一言語」で行くのだから「英語だけで話すように」と何度注意しても、Eの日本語の語彙が増えるにつれて「わかった?」などと日本語で話しかけている。しかし、「日本語が第一言語になっている」という私の指摘で、ここ数日はかなり意識的に英語で話しかけようとしている。英語での質問にも、しかし、次のように日本語で答えるE。
夫: What did you do today?
E: えーっと、Meクイーンズパーク ginko(銀杏)ひろった
明らかに日本語が第一言語になっているように今のところは見える。ただし、Eの言語発達の過程はめまぐるしく変わるので、これも一時的なことかも知れないけれど・・・。
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