Monday, January 31, 2011

今日の言い間違い

「エリちゃん、おんだご 好きだね」(「おだんご」の間違い)
「おののみやき」

Thursday, January 27, 2011

耳そうじ・・・

昨夜、長い英語の文章を言われたので、「ちょっと待って。よくわからなかったから、もういちど言って。日本語でマミーにわかるように言ってみて」と言うと、

“Mommy, you have to clean your ears if you can’t understand what I say…”
(言ったことがわからないんだったら、耳そうじをしないとね)

と言われた。冗談で言ってたのか、本気で言ってたのか。顔は真面目だった・・・。
そういう問題じゃないんだけど・・・。

「しゅる」

「さしすせそ」が言えない時期を通り越したようだけれど、「す」がときどき変化している。
「はみがきしゅる?」
「ガラシュが割れたね」
「シュカイプ」
なんて言っていることもある。

Monday, January 24, 2011

今日の言い間違い

What are you finding for? 

チキンとして(きちんと?)

「継承日本語」講演会・・・

1月23日、JCCC(Japanese Canadian Cultural Centre)で行われた鈴木美知子先生による「家庭に於ける継承日本語育て-継承語を正しく理解し、子どもをどうサポートしたら効果的かをさぐる」に参加。

まず、「継承語」とは、「親がご先祖様から受け継いだ大事な文化遺産(母語)であり、心で伝えることばである」「育てなければ育たないことばであり、放置すれば3代で現地語に同化し、消える運命の言葉である」(講演会配布資料より)。

「継承語教育」とは、「国語教育と外国語教育のはざまにあり、移住や海外赴任にともなって必要となることばの教育であり、親のことばと学校や社会一般で使われることば(現地語)が異なる環境で言語形成期を送らねばならない子供達に必要な教育である(『継承語としての日本語教育-カナダの経験を踏まえて』中島和子)」(配布資料より)。

日本で継承語という呼び方を聞く機会がないのと考え合わせるとおもしろいのだが、ここカナダでは日本語は私たち日本人のように「ディアスポラ」なわけね。英語ではHeritage Languageという呼び方をされる「継承語」、私のイメージとしては、ことばを通して、ことばプラスその文化、その文化を支える「価値」をも伝えようとする目的がある。なので、日本でなされる「英語教育」とそのあたりが根本的に大きく違っている。

私のこれまでのバイリンガル育児経験をかんがみると「継承語教育」をしているという意識はほとんどない。私がしているのはあくまでも「日本語教育」で、「ご先祖様から受け継いだ大事な文化遺産」を教えているという意識は毛頭ない。

ただ、そこに意識はなくても、ことばが自ら備えている「思考回路」のようなものを通して、そこから私という媒体を通してあらわれる文化的側面を完全に拭い去ることは不可能だと思う。したがって、エリックは知らないうちに日本の文化を学び、日本文化の「担い手」になっているのだ。おお!(これは、たとえば、私は日本で英語を教えていたとき、教える私が英語話者の価値やら文化を具現化していたわけではないので、生徒にそのあたりの価値は伝わらなかったのと同じことだろう)。

・・・と、そんなことを考えていると、日本人の私とカナダ人の夫から2つの言語(文化)を「継承」されつつあるエリックは、ひょっとしてとってもラッキーなのだわね、と思ったりした。

しかし、こういう状況にある子どもたちのうち、鈴木先生が「絶対に避けてください」と強調していたのは「低迷型バイリンガル」で、どちらの言語も年齢相応のレベルに達していない子どもたち。バイリンガル育児をしている親が望んでいるのは、一方で「加算型バイリンガル」といわれ、両方のことばが年齢相応のレベルに達しているもの。私のバイリンガル育児ももちろんこれが目標。

ひとつ非常に??と思ったのが、「おてて、おうちなどの“お”つき言葉のような女性言葉はやめてください」という鈴木先生のことば。「最近では男性の保育士さんでも“おそと”などという女性言葉を使っていますが、とくに男の子を育てる場合はやめてください」。

“お”つき言葉が「女性言葉」? ほんとうに?

数年前、日本に帰国した際に、東京に住む妹が自分の子ども(7歳の男の子)に向かって「ご本」「お二階」「お椅子」「お電話」と言っていたのにびっくり仰天した記憶がある。今の日本では、幼稚園などでそういう言葉づかいをしているらしい。私はそんな言葉は使っていなかったし、だいたい10年も海外にいて敬語も使うことなくやってきたので、日本ではこうやって子どもには丁寧なことばで教えているのかと驚いた。それに、英語でdogがdoggie、duckがduckyになるように、最近の日本では、「お」をつけると「丁寧語」か「こども用のことば」になるのかもしれないと勝手に理解していた。

私も「おそと」をはじめ、「おかし」や「おせんべい」「お酢」「おこめ」「お粉」(食べ物関係が多いね・・・)「おふろ」をエリックに対して使っている。ただ、これが女性言葉で男性が使えないとは思わないし、あまり過剰なケースをのぞけばそんなに気にしてはいない。

また、ひょっとすると鈴木先生のこの理解は、今の日本の現状にはあっていないのかもしれないのかも・・・。言語・ことばは時代を経てどんどん変容していくものだし、私たちのように海外で日本語を教える場合、これが非常に興味深い例として出てくることもある。

たとえば、私の知人で40年ほど前に日本から移住してきた人がいる。その人とだんなさん(日本語がかなり話せるカナダ人)が「おべんじょ」と言っているのを聞いて、私、腰が抜けるかと思ったことがある。今じゃ使わないこの言葉も、40年ほど前の日本では日常的に使っていたんでしょうね(かくいう私も以前bits Magazineの記事に「近藤マッチ」なんて書いて編集者に笑われたこともあるものね)。海外に長く住んでいると、このあたりもちょっと気をつけて見ていなくては、と実感した。

内容的には、去年とほとんど変わらずで残念だったし、「継承語教育」の全体的な話よりも、実際にこくご教室で教えられている鈴木先生の経験などの方が面白いと感じるので、そのあたりもちょっぴり残念だった。

もうひとつ興味深い発見が。去年の講演会では子どもOKだったから今年も私、エリックをいっしょに連れて行ったのだが、子どもはおらず・・・。Eは私の隣に座って静かにお絵かきをしていたのだけれど、私とひそひそ話をたまにしていた。いつもは英語が大半なのに、そのときだけは90%のエリックの会話が日本語だということに気付き驚いた。ときどき鈴木先生のお話のことばをピックアップして「さっき、にほんごがっこう、って言った?」とか「かみのうえにおちた、って言ったね」とか、やはり日本語がマジョリティで話されている環境にいると、自然とスイッチしていたのかもしれない。ふーむ、やっぱり日本語環境をつくってあげることが大切なわけだわ・・・。

Sunday, January 23, 2011

こんな夢を見た

I had a very nice dream…と言って今朝こう話してくれた。
(そのまま記録)

おっきい木の上にね、エリちゃんのおうちがあって・・・、
There was a big Christmas tree in the house.
Then りすちゃん came to visit me.
りすちゃんが来て、いっしょにクリスマス・ツリーを見て・・・
We had Christmas dinner together いっしょに・・・ 
(私:何食べたの?)
うーんっと・・・チキンとRice
あ、それからWe drink (sic) wine, Eric and りすちゃん。
We had a lot of fun. たのしかったよ。
After that, we watched the nice Christmas tree together ピカピカしてたの。
それからりすちゃんsaid bye-bye, and 帰って行ったの・・・。
This is a nice dream.
マミー、この夢、好き?

Friday, January 21, 2011

いじめ疑惑

3歳の子どもがいじめを経験するはずがない。そう思ってた私は、数日前、寝る前のおはなしをしているときにエリックがToday there were 3 accidents...と言って話し出したことが信じられなかった。
Eによれば、その日、デイケアで3回泣いたというのだ。

1度は、走っていたマシューがEのわき腹にあたって、Eが泣いたということ。これは私も迎えに行ったときにスタッフのキャロラインから聞いていた。「単にアクシデントだったし、マシューは謝って、エリックもあとは握手をして笑っていた」とのことだった。

2度目はエリックがつくっていたレゴ(スペースシップらしい)をマシューが壊したという。Eは泣いて、マシューは謝ったらしい。

3度目は? と聞くと、マシューが突然やってきてエリックの背中をたたいたと言う。

叩かれた? ムムム、これはひょっとすると「いじめ」なのでは? よく考えると、その疑惑を裏付けるような事実がいくつかあった。

まず、最近、I don’t feel like going to schoolと言ってデイケアに行きたくないと朝よく言っていたこと。その割には準備もさっさとするし、靴も自分ではこうとするし、泣くこともなかったのであまり深くは考えていなかったが、それって「いじめ」を示唆するサインだったのでは?と心配が心を過ぎった。 

マシューの名前は以前からよく聞いていた。一緒によく遊んでいるみたいで、マシューといっしょに何かしたとか、マシューが泣いたとか、そういうような話がときどき出ていた。そういえば、何度か「マシューが叩いた」というようなことを言っていたといまさらながらに思い出した。

もうひとつは、わからないようにそーっと眺めていたデイケアでのEは、お友達と遊ぶというより、ひとりでみんなの遊ぶのを眺めているという姿だったこと。デイケアのスタッフに言うと「そんなことはないわよ。みんなと会話してるし、一緒に走ったりもしてるわよ。あなたが見たときに、たまたまそうしてただけだと思うわよ」とか、夫も「そうかな。ぼくが見たときにはプレイグラウンドで何人かのお友達とそりをひっぱって笑ってたよ。マシューが中に乗ってたね」という。

マシュー? 無理やりひっぱらせられてたんじゃないの? 疑問はどんどんふくらんでいく・・・。

その夜、エリックが寝たあとで夫にその話をすると、いつもは心配などしない夫もちょっぴり気になったようで、「明日、デイケアのスタッフと話してみる」と言っていた。

その夜はじめて、私はいじめにあった子どもを持つ親の気持ちというのを考えてみた。それは何という不安だろう。自分の子どもが辛い思いをしていると感じるだけでも心苦しいのに、それが今後、その子にどんな悪影響を及ぼすのかを考えるとたまらない。さらに、自分の育て方が悪かったのでは? と自分を振り返って罪悪感すら感じ始めた。もちろん、子育てをした親で「100%後悔はない!」と言い切れる親はいない(ドラゴン・マザーのAmy Chiauですら「後悔はいっぱいある」と言っていた)。でも、子どもがいじめにあっていると知ると、その後悔が後悔をとおりこして、「罪」という重荷となってのしかかってくる。

エリックははじめての場所に行って、遊んでいる子どもたちの輪に積極的に入っていくタイプではない。よく私の後ろに隠れて、そこからじっと子どもたちを観察して、私か大人の手に引っ張られて入っていく、どちらかというと慎重派。のんびりしていて、周りが何をしてようが、わが道を行くというところもある。そうした性格が影響して「いじめ」にあっているのだろうか・・・。

翌日も私の頭のなかはいじめ疑惑でいっぱいだったけれど、とにかく夫の帰りを待つことにした。夫は私の顔を見るなり、笑顔でNo need to worry. I will explain laterと言ったことから、私もほっと一安心した。

話を聞いてみると、夫が「実は、エリックが昨日、学校で叩かれた・・・、という話をしはじめたんだけど・・・」と切り出すなり、スタッフは「あ、それ、マシューのこと?」と察しがついたらしい。

スタッフによれば、マシューは誰彼かまわずお友達を叩くことがあるらしいのだが、エリックはマシューとよく一緒に遊んでいるため、叩かれやすいのだとか。叩かれて、泣くこともあるけれど、いつもはHey! Don't do that. I don't want you to hit me. Don't do it, never, never, again. If you hit me again, I won’t play with you! (やめて! 叩かないでほしいから、絶対に、絶対に2度としないでね。もしまた叩いたら、もう一緒に遊ばないからね)とはっきり大きな声で言っているらしい。エリックは年上の子たちと遊ぶのが好きらしく、1歳上のマシューともよく一緒に遊んでいるそうで、先日はスタッフと話をしているときに「My best friend is Matthiew」と教えてくれたとか。

夫の話を聞いて、「早とちりだったのね」とほっと胸をなでおろした私だが、1晩だけいじめられた子どもの親の立場に立ってみて、これは本当に大変な問題なのだということを実感した。誰かからいやなことをされたときにはきちんと言葉で拒絶することをエリックに繰り返し教えていた夫にはとても感謝している。

今後、ひとつ、私たちができることは、何でもいいのだけれど、エリックが好きなことを見つけるサポートをしてあげて、それを最大限伸ばしてあげること。「これだけは誰にも負けない」という自信があると人間って強いと思うのだ。

こうしていじめ疑惑騒動は一件落着と相成ったのだが、今後どうやってエリックに自信を持たせてあげられるか、といった話を夫ともしたりして、なんだかいろいろ考えさせられるよい機会だったわ・・・。

Thursday, January 20, 2011

コード・ミクシングが増えている

おや、と気付くと、最近やけに英語の文章に日本語が混入するというケースが増えている。
Language mixing, Code mixing(コード・ミクシング)は、2言語以上の環境で育っている子どもに見られる現象で、複数言語を混ぜて使うことを意味する。

過去の記録を紐解くと・・・
-エリックの場合、3歳になったころから、このLanguage mixing, Code mixingが見られ始めた。
具体的にはこんなふうに・・・。
- I want お茶 もう1回 please.
- I need そっちのやつ。Mommy とってplease.
- Can I have エリちゃんのねこ?

とある。これは3歳とちょっとのころの話。
現在では、もちろんもっと複雑な英語の文章に日本語が混入している。

I had a very good day today. いちばん楽しかったのはね、the pull cart. I like it very much because エリちゃん ひっぱるの好きでしょ。There was a lot of snow today.
と昨夜の会話はこんな感じになっている。少し日本語が戻ってきている、という感じが明らかにする。

2言語での会話の何と厄介なこと!

目下、私とエリックの会話は日本語(私)と英語(E)という2言語会話。
これが、かなり厄介なのだ。

ひとつには私がつられそうになること。気を抜けば英語になってしまうときがあるので、とにかくいつの瞬間でも意識して話さなければならない。

もうひとつは、その意識している瞬間はいつも「どうしてエリックは日本語を話さないの?」と自問していることに気付いた。そうして意識的に問いかけていると、無意識のうちに「それは私の努力が足りないから。私が悪いのよ」という答えが返ってくる。この答えはもちろん理性によって導かれた答えではなくて、どちらかというと感情的な答えだから、私はそれに惑わされて自負の念を感じたりする必要はないというのも分かっている。しかし、この2言語での会話は、いつも私をその悪循環的考えに陥らせようとがんばっているように思う。実に、実に厄介だわ・・・。

何が何でも、私の子育てはポジティブでいこう!

Monday, January 17, 2011

真面目なのでかなり笑える・・・

何というのだろう、最近、エリックの使う言葉に笑ってしまう。
一緒にお絵かきをしているとき、私がエリックの使おうとしたクレヨンを冗談で取ったりしていると、こう言うのだ。

Don't do that. It is not nice. Don’t do that, never, never. If you do that again, I won’t play with you.
-そんなことはしないでよ。よいことではないからね。もう2度とやってはだめだよ。もう一度やったら、一緒には遊ばないからね。

私が紙で指を切って、「痛い!」と言うと、こう返す。
Mommy, it is just a cut. You don’t have to worry about it. It will heal it nicely.

暗いところを歩いているとき、「暗いところを歩くのは、ちょっとこわいね」と言った私に、
It is not scary. I’m here so you don’t have to feel scared.
なんて言ったり・・・。

ときには、簡単な意見を求めて「どうする?」と聞くと、こう始めたりもする。
In my opinion… (ぼくの意見では・・・)

ひゃっ! きっと大人の言うことを真似しているのだろう。エリックは大真面目で(非常にシリアスな表情で)言っているのだけれど、こんな小さな子にそう言われるのは何だかひどくおかしくて笑えてくる・・・。

歌が好き

私がよく知らない歌を最近よく歌っている。Puff the Magic Dragonは最近のお気に入りでそれを歌いながらMommy, this is a little bit sad song, but it’s OK because he has a new friend in the endなどと説明してくれる。Frosty, the Snowmanなどの冬の季節、やたらに長いTwelve Days of Christmasなどのクリスマス関連の歌も、デイケアで歌っているのだろう、よく歌っている。

私の知らない歌を歌っているエリックを見るとちょっぴり複雑な気分にもなる。

音程が上手にとれるようになって、聞いていても耳をふさぎたいということはなくなったのだけれど、よくひとつの歌から別の歌へ突然スウィッチしたりして「あらら」ということもよくある。歌を歌っているときのエリックは実に楽しそうで、こっちまで楽しくなってくる。

それとともに、そういえば、日本語の歌を聞かせてないことに気付いた。日本語の歌も何とか入手して聴かせてあげようっと。

Thursday, January 13, 2011

泣かれると辛い・・・

昨日、エリックをデイケアに送って行った。最後に見たエリックは泣いていた。

冬休みがあけて以来、エリックは朝には必ずのようにI don’t feel like going to schoolと言って私を困らせる。冬休み前にはあんなに元気よくデイケアに行くのが楽しくて仕方ない、という感じで毎日Let’s go!と言って出かけていたのに・・・。

どうも、私や夫と過ごす方が楽しいと感じているみたいで、「おうちにいたい」「おうちでマミイとダディとあそぶ」と言ったりする。

そんなエリックを見ていると、こちらもちょっぴりさみしくなる。デイケアのスタッフには「長い休みがあけると、子どもたちにはたまにあること。数日もすれば慣れるわよ」といわれているものの、もう1週間以上にもなる。

日本語のことを考えれば、デイケアをやめさせようかとふと思うこともある。でも、デイケアに行きはじめて、実にさまざまなことを学んでいるのも事実で、他の世界に触れさせることの必要性はしみじみと感じる。

幸い、今日は泣かなかった。でも、やっぱり朝I don’t feel like going to schoolと繰り返していた。かわいそうだけれど、私もしっかり後ろからサポートしなくては!

最近の様子(3歳7ヶ月)

・引き続き英語が圧倒的(英語98%、日本語2%)
・英語のいい間違い(複数・単数、時制など)をしながらも、語彙が日に日に増えている
・私が日本語で話しても英語で答えるけれど、少しだけ日本語が戻ってきた。英語本体の文章に日本語の単語が頻繁に混入している
・「日本語でね」には「エリちゃん、わからないよ」と日本語で答える(前はI don’t know how to say it in Japaneseだった)
・夫や私に対してI love you very muchとよく言う。言いながらハグする
・最近、「なんで?」がやたらに増えている
・よく歌う。デイケアで習った英語の歌を始終、歌っている
・時計を読みたいらしい
・1、2、3あたりは読めるみたい。6を9とまちがえている
・標識やサインが気になって、すぐに意味を聞く
・ものを数えるのが好き。1から10まで数える(英語、日本語)
・PとO、HとIが書ける。文字に興味を示しはじめる
・ぬいぐるみを集めて「かくしたのだあれ」の本を読んであげる
・はみがきやソープの手洗いが自分でできるようになる。蛇口もしめる
・寝る前に「おはなし」を聞きたがる
・みみずののたくったような絵を描く。「めがね」らしきもの、「たいよう」らしきものもそう説明しながら描く
・スノーパンツをはいたり、ぬいだりを練習中。簡単なもの(Tシャツやパジャマ)は自分で着れる
・ホームレスの人にHiと言う
・ねこアレルギーらしい
・カフェに行くのが好き

Monday, January 10, 2011

日本語が混ざると厄介

英語に一部、日本語が混入することがよくある。
雪の降る日、車がゆっくり走っているのを見て「なんで?」と聞くので、数年前、雪の日に遭った事故の話をしてあげていた。

私: ・・・そうしてブレーキをかけたら、いつもなら止まるはずなのに、雪だから滑って車が止まらなかったのよ。それでそのまま信号に車をぶつけて、信号を倒してしまったのよ・・・。
E: マミイ、You had an accident. 交通事故にあったの?
私: そうよ、交通事故にあったのよ。こわかったわよ。
E: マミイ、Did you 死んだの?

思わず、「No, I didn’t 死んだ!」と言いかけてしまった・・・。

Friday, January 7, 2011

日本語の炎を消さないように・・・

ここ1週間ほどで、ほんの少しずつ日本語を話すようになってきたエリック。がんばって日本語で言おうとしてことばを探している姿をみると何だかとってもいとおしい。まちがっていても、意味がとれなくても、直そうという気はまったく湧かず、消えずに保たれてきた小さな炎を消さないように私もとっても気を遣っている。

それに、冬休みのあいだに一緒に過ごす時間が増えて、エリックは私と遊んでいるときなどI love you, Mommy!とか、「マミイ、エリちゃん、マミイのこと好きだよ」と言ったり「マミイはエリちゃんのともだちだね」と言ったりする機会が増えている。

こういう状況を見るにつけ、復学したことを後悔したりもしている。復学してエリックと過ごす時間がほとんどなかった私は、エリックの日本語低下を自分のせいにしているところがある。夫はそうやって自分を責めることはない、と言うし、私もそれが理論としては正しいことは分かっていても、自責の念は頭を離れない。

ま、といったところで自分を責めて何もできなくなっているわけではない。それに、そんなことしたって何も解決するわけではないので、プラクティカルな私は、とにもかくにも今後どうするか、というプランをしばらく頭のなかで練っている最中である。

日本語が少しだけ・・・

12月22日から1月2日までの冬休みが終わって、デイケアに戻ったエリック。今朝はI don’t feel like going to school. I want to stay at home. と言いながらぐずっていたが何とか連れて行く。デイケアに着いてコートを取っていると、お友達の笑い声が聞こえてきて、とうとう泣き出した。スタッフにWhy are you crying?と言われると、I don’t know, I don’t knowと繰り返し、ビービーと泣いていた。

「またあとでね!」と明るく言って帰ってきたものの、何だかね、ちょっぴり私も寂しいのであった。1日中いっしょは疲れるけれど、明らかにこうして一緒にいる時間が長ければ長いほど、エリックの日本語は増えていくのがはっきりと分かった。

この約2週間、私といることで、少しずつ日本語が増えてきた。最初は「日本語でね」に対してI don’t know how to say it in にほんご、と言っていたのを、お手本を示すように日本語を繰り返させるうちに、がんばって日本語を使おうという感じになってきた。もちろん、やっぱり英語が96%以上なのだけれど、英語に日本語が混じるようにもなってきた。文中で突然日本語にスウィッチしたり、英語で言う途中で「あ、マミー、日本語で話してほしい?」と言ったり。

やっぱり日本語に触れさせる時間を増やすことは大切だわ。
それと、日本語で話せるお友達をつくること。

・・・これ、今年の目標。

Monday, January 3, 2011

会話に入りたがる

夫と私が食事中に会話に集中していると、どうも気に入らないらしい。
私はここで告白するが、エリックとの会話が退屈でつまらないと感じることがときどきある。エリックの世界はまだまだ小さいし、目に見えない「概念」のようなものは話せない。なので、食事中、夫といつものように時事問題やら哲学やら文学やらを話しているときは、エリックに邪魔してほしくない。でも、そんなときに限って、エリックは難しくなる。

夫や私に向かって、Hey, you can’t talk.とかHey, you should be quietとか言って、夫にI am talking to Mommy now. You wait until I finish talking.と言われるとNo, you wait! なんてことになって、かなりたちが悪い。あんまり疲れているときにはこれがきっかけで泣きはじめる、なんてこともある。

しかし、ふと昨日、気付いたのだが、最近は他の手段で会話に入ろうとがんばっている。
夫が何か言い終わるのを待って、すかさずその場で会話を始めるのだ。でも、まったく関係のない、脈絡のない話をするのだからおかしい。

たとえば、昨日はペルシアンの友達がドバイに行くという話をしていたのだが、ドバイの多文化性を話しているときに(The population there is so diverse.)、エリックが会話のすきを見つけて、But I think the bird can fly very, very high because they are part of nature…とか何とかまったく関係のないことを、それもとってももっともらしい表情で話すので、おかしくてたまらない。会話は中断されるのだけど、Hey, you can’t talkよりはまあ、Confrontationalではないのでまだまだ許せる。

「ベイビーじゃない!」

自分はもうベイビーじゃないと思っているエリック。You are too small for thatなどと言われると、反応してI am not small, I am a big boy!と言ったりする。Rock a by baby on the tree top…の歌を歌うと、No, I am not a baby!と怒ったりも。

昔、使っていたポティーを見て、「これはベイビーのだね。エリちゃんはもうBig boyだからいらないね、ベイビーにあげていいよ」と言ったり、自分の生後数ヶ月という写真を見ながら、「これはベイビー・エリック」と説明してみたり・・・。

明らかに自分がBig boyだと認識していて、何でもかんでも自分でできるような気分になっている。私から見れば、まだまだベイビーなんだけど・・・。

Sunday, January 2, 2011

こっちも読んでね

あなたの子どもは・・・

・かすかな匂いにも敏感
・静かに遊ぶほうが好き
・シャツのタグやソックスの縫い目などが気になる
・ちょっとしたことにびっくりする
・周りに知らない人がいない方が仕事を上手に仕上げられる
・感情的に心を動かされることが多い
・友達が悲しんでいるのにすぐ気が付く
・興奮した日には眠れないことが多い
・痛みに敏感
・完璧主義者
・うるさい場所は嫌い

該当する点が多ければ、あなたの子どもはOrchid Childである可能性が高いんですって。詳しくは「トロントに暮らす、考える」のOrchid Childのブログを読んでね。